マルサとは何ですか?

全国の各国税局には、通称「マルサ」と呼ばれる査察部(課)という部署があります。

ここでは国税査察官という人達が働いています。国税査察官の仕事は、多額の税金を悪質にごまかしていると疑われる人を裁判所の許可をもらい、強制的に調査して、検察官に告発することです。
世の中のほとんどの人が税金をきちんと納めていますが、残念ながら税金をごまかす人もいるのです。
税金をきちんと納めないということは、とても悪いことなので、裁判を受けた人はほとんど罰金を払わされたり、刑務所に入れられたりします。

平成11年度(11/4〜12/3)中に査察調査に着手した件数は216件です。また、同年度中に処理(査察調査を終了したもの)したのは205件で、そのうち検察官に告発したものは148件、告発した事件一件あたりの脱税額は1億9千3百万円となっております。